特別な道具を使わないで「糸で中綴じ」ノートを作ってみました!
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オリジナルのノートを作りたい!と思ってみても、なかなか難しいもの。紙を束ねてホッチキスで留めてもページの開きがイマイチだったり、開いた状態で真ん中にホッチキスを留めようにも(中綴じ)ちょっと特殊な道具が必要だったり。
なんとかもうちょっと簡単に、追加で道具を買わなくても作れる方法ないかなーと試行錯誤していましたら(なんとなく)これなら!というのができました。
この記事では、なるべく身近にある道具で「A5サイズ」「中綴じ」「糸」を使った製本方法をご紹介したいと思います。
(たぶん、いろいろとツッコミがあるかと思いますが…笑 その際は教えていただけたら嬉しいです☆)
まずは必要な道具から!
・糸(ソーイングセットに入ってそうな糸でも)
・ハサミ
・2穴タイプのパンチ
・A4の紙を5枚
・仮止めするためのクリップ
→紙を固定できれば何でも可
1)下準備からベース作り
まずは穴の位置のベースとなるものを作ります。パンチとA4用紙1枚のご用意を。用紙はA4であれば何でも大丈夫です!
▲ A4の用紙(左)を2つに折ってA5にして(中央)、さらに半分に折ります(右)。
▲ さらに外側に向かって折って開きます(左)。ちょうど折り目が3カ所になります(右)。
▲ さあパンチの出番です。パンチのちょうど真ん中になる印と、紙の端を合わせてパンチング(左上)。左右で穴を空けます(中央上)。
次にベースの折り目とパンチの中央印に合わせて次々とパンチング(右上・左下・中央下)。開くと均等に穴が並びます!(右下)
2)さあ紙の出番!糸を通す穴を空けます。
いよいよ紙の中央に糸を通すための穴を空けます!紙を固定するクリップも出番です。
▲ 実際のノートとなる紙を半分に折ってA5サイズに。まとめて折らずに1枚ずつ折るとキレイに仕上がります☆全て折り終えたら開いて→束にして→また閉じて冊子状にします。
さらに冊子の外側に1)で作ったベースを被せます(左)。このとき穴を覗きながら、冊子が半分ほど見えている状態で仮止めします(中央、右)。
▲ 下準備をしたときと同じようにどんどんパンチングしていきます。最後にベースを外して完成。穴がはみ出るようにパンチングされていれば成功です☆開くとちょうど中央に穴が空いているはず…。
3)もうすぐ完成!糸を通していきます。
紙がバラバラにならないように、糸で固定していきます。写真では見やすさを考慮しまして、ちょうど手元にあったヘンプ紐を使用。糸は少し長めに。途中で足らなくなるとほどいてもう一度となってしまいます…わたしの場合は小心者なので縫う長さの3倍くらいにしてしまいました…笑
▲ ノートを開いて端の穴に糸を通します(左)。紐の長い方を頭に、2番目の穴に通して、また端の穴から糸を出し(中央)、また2番目の穴へ。端っこは解けないように2重にしてみました(右。写真はノートをひっくり返しています)。
▲ そのまま3番目の穴に通して(左)、2番目の穴→3番目の穴へ(中央)。4番目→3番目→4番目、5番目→4番目→5番目…を繰り返して最後まで編んでいきます(右)。最後も最初の端と同じように2重にして編み込みは完成。
▲ 最後に両端を結びます。紐の先を、1番目と2番目の穴に通っている糸に差し込んで(左上)、ワッカになったところに通して(右上)、さらにもう一度ワッカに通します(左下)。完成はこんな感じです(右下)。
▲ はみ出た糸を切って完成!ヘンプの糸を使ったので、はみ出た糸の片側を残してしおりのようにしてみました☆
あとはお好みで製本テープを使って外側の糸部分を隠してみたりしてみても。もちろん表紙として厚い紙を加えてもいいですよね☆
自分で作ったノートは愛着がとっても湧きます!ぜひぜひお試しくださいませ☆
P.S 「A6バージョン」のベースもアップしました!
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10.17.2011